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オクトサービス太野です。
今日は昔話を紹介します。
嘉永7年11月4日(現代の暦では1854年12月23日)に起こった東海地震です。
この東海地震、黒船来航を期に改元されて嘉永から安政となった年に発生し、歴史年表上では安政元年であることから安政を冠して安政の大地震と呼ばれています。
当時の写真や映像等はもちろんないので、現代まで伝わる書物として「安政見聞録」というものがあり、その中でも特に印象的な一枚の絵をご紹介します。
これは地震発生時を記録した「泥水ふき出す図」です。
これは皆さんも一度は耳にしたことがある「液状化現象」を描いています。
液状化といえば「東日本大震災」はじめとする大地震時に発生する地中の水が地表に噴出してくる現象です。
HySPEED工法紹介ページ※液状化はぺージ下部のタブをクリックして下さい
このように当時に起こった事を伝える物は数が少ないため、私たちは現代だからそういう災害に見舞われているんだと思ってしまいますが、地震大国日本では昔から、大地震とそれに伴い発生する災害に悩まされてきました。
確実にこれからも発生する自然災害から私達の生活を守るために様々な準備が必要となりますが、個人最大の資産である住宅を守るために行える地盤対策が「HySPEED工法」です。
地盤紹介ページ※HySPEED工法はページ下部のタブをクリックして下さい。
学校の授業でも歴史が苦手な私。(笑)
歴史書や当時の絵画などは大げさな表現をしていると思っていましたが、震災を経験し、この泥水吹き出す図は決して大げさな表現をしていると思いませんでした。
この一枚を描いた人はどんな思いで描き上げたのでしょうか?
この一枚を見た私たちは何をするべきでしょうか?
これを考えた時に、自分の中に答えが見えたような気がします。
100年以上の時を超えて渡されたバトンを100年先にしっかりつなぎ、未来に誇れる物を残していきたいですね。