改良体が建物を押し上げる?

いつもありがとうございます。
オクトサービス太野です。

今回は地盤コラムを書きます。

大切な建物を不同沈下から守るためにも知っておいていただければと思います。

建物が不均一に沈んでしまう不同沈下。
不同沈下は建物に改良工事をした場合でも起こることがあります。
弊社HP内でも触れてますが改良工事は品質に影響される部分が大きいためです。
実際に建物が傾いた場合にはなぜ傾いたのかを調査しますが中々原因が突き止めにくいケースがあります。
それは建物が押し上げられているケースがあるためです。
下に㈱WASC基礎地盤研究所で実験した動画を載せていますが、改良体が土中の成分と反応して膨張してしまう現象が発生します。
固化剤と土を混ぜ合わせて固化しないケースもありますが、固化してしっかりとした工事をしていても膨張現象により建物が傾いてしまうこともあるんですね。

これを防ぐのは中々難しいのが実情でしょうか?

当然頻繁に起こるものではないですが、100%起きないと言えるものではありませんので、そこを理解していただければと思います。

こういった現象もある中での対応策として、弊社で施工しているHySPEED工法はお勧めです。

天然の砕石は土中の影響を一切受けませんのでこういった被害を起こす可能性は0と言い切れます。

目に見えない土のなか、しっかりとした安全を得られる選択をしていきたいですね。

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