地盤改良工事

どんな建物も必ず地面の上に立つ
『だから考える地盤の大切さ』

デザイン、間取り、素材、耐震、性能、構造、いろいろなこだわりが詰まった夢のマイホーム。
そのどんな家も必ず地面の上に立ちます。
当たり前のような事ですが実はここが非常に重要なポイントです。

上の写真は世界遺産のピサの斜塔です。
ピサの斜塔は名前の通り斜めに傾いています。
これは建設した土地が柔らかく、建物の重さに耐えられるだけの強さがこの土地に無かったため、不均一に建物が沈んでいるためです。

このような現象を不同沈下といいます。
ピサの斜塔は不同沈下して世界遺産となりましたが、同じことが皆さんの住宅で起こったら…?

地盤沈下イメージ

扉などのしまりが悪くなったり、外壁や基礎にひびが入ったり、たまにテレビではビー玉の転がる家!なんて放送されていたりもしますが、このような現象は不同沈下が原因となっている場合がほとんどです。

時として不同沈下はそこに住んでいる人の健康被害を発生させ、傾きがひどくなると住み続けるのが困難になり、最終的には取り壊し……傾いた住宅は当然ながら世界遺産になる事はありません。

家族の健康と生命、そして大切な財産(住宅)を守るためにも目に見えない地盤にしっかりと目を向けていきましょう。