【超】軟弱地盤への対策 -AS工法- 始動

いつもありがとうございます。
オクトサービス太野です。

弊社で取り組んでいる地盤改良工事HySPEED工法。
工法的なメリットや昨今の地盤改良での問題点を払拭するのに優れた地盤改良工法なのですが、残念ながらどの地盤状態でも100%対応できる物ではありません。
腐植土や支持地盤の傾斜、崖地、超軟弱地盤、これらは昔から地盤改良工事を悩ませる大きな要因となっております。
残念ながらHySPEED工法をご提供できずに他工法での改良を余儀なくされるケースもあるのが事実です。

そこで、このような悩ましい地盤に対策を講じるべく秘密兵器が登場。

その名も

AS工法(アロースピード工法)!

施工中…

AS工法は鋼管杭工法の1種で、杭の先端に翼がついているのが特徴です。

そしてさらに、HySPEED工法の施工機である建駐車(オクト号)で施工できるんですね。
自走が可能でコンパクトなためどんな現場ももってこいです。
さらに、オーガニック地盤保証BIOSも対応しており、従来の通り30年の安心地盤保証が可能です。

そんなAS工法、ついに始動しました~!!

着工前 基礎立ち上がりの下に約Φ100㎜の杭が来るため
基礎ラインがはっきりわかるように水糸で芯出しをしました。
鋼管杭 地盤条件によって設計は変わりますが
今回は翼径350㎜の鋼管杭を使用します。
矢じり 鉛直に施工するためのガイドになる
小さいけど頼もしいやつです。
継ぎ手 支持層まで深い場合は溶接で継ぎ手を行い
支持地盤まで杭を到達させます。
実施工 施工中は鋼管杭の鉛直の確認と
芯ずれの確認をしながらの施工となります。
杭頭 杭頭処理後に基礎根切り高さを確認して
最後にキャップをはめて施工完了です。

やはり?最初は少し施工の面で手こずりました。(笑)
しかし、一切妥協することなく工事完了となった瞬間は何にも代えがたいやりがいと達成感でいっぱいでした。

住宅を傾けないことを第一に考え、あらゆる自然災害にも備えられるように安心できる地盤をご提供できるよう、これからも日々精進ですね。

あくまでもHySPEED工法が施工できない場合にのみご提案させていただくAS工法ですので、登場回数が少ないかもしれませんが(笑)記憶に留めておく程度でどうぞよろしくお願い致します。

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